何(十)年も開くことのなかった「醸造学」の教科書。
すっかり記憶の深~い底に追いやられた知識を呼び起こしながらレポートします。
間違っている可能性もありますのであしからず
昨日はナガブロ酒の
女酒の醪(もろみ)が出来上がったということで
次男を連れて
初搾り体験に行って参りました!!
先日のミーティングはとある事情でキャンセルしてしまったので
こちらのイベントに参加しました。
塩尻の
笑亀酒造さんまで車で1時間ほどのドライブ。
急な告知にもかかわらず、メンバーが集まりました。
れっくさん、sojaさん、清水さん、
MNGさん、波多ビューティーさんと私達親子の7人。(でよかったよね…^^;)
「今日は
ジャックさん欠席か…(;^_^A)」といささかホッ=3とした(失礼)のも束の間
この日はサイクリストが登場
毎回寛大なお心の笑亀さんに頭が上がりませんm(__)m
蔵の中は醪(もろみ)の甘い香りに包まれていました
搾りの工程は清酒と酒粕に分ける作業で、
正式にいうと◆
上槽(じょうそう)◆と言います。
醪(もろみ)をナイロン製の
酒袋(9ℓ)に詰めて、
槽(ふね)という大きな四角い箱のような物に積みあげていって酒を搾るためそう呼びます。
わがナガブロ酒は極小仕込みなので手軽に
タンクで上槽する方式でした!
分析用の醪(もろみ)を取り分けてから搾りに入りました!
仕込みタンクから醪(もろみ)を手酌ですくって大きな
ジョウゴに通して、下に準備した酒袋で受けます。
袋の口を縛り、新しく用意したタンクに酒袋を
3列ずつ交互に積み重ねていきます。
袋を積んでいくと自らの重みで、タンク下の
呑口(のみくち)から清酒が出てきました~♪
最初に出てくる白く濁った清酒(写真左)は
「荒走り」(あらばしり)といいます。
まさに『初乳』のよう。
メンバー&次男も一通り作業を体験させていただき、
その後は蔵人さん方がせっせせっせと作業をしてくださいました。
最後に残った醪(もろみ)もかき出して、余すことなく袋詰め。
タンクの底は
ワインの瓶底のように中心が盛り上がっています。
オリ(沈殿した不純物)を回りにたまりやすくし、
次の
おり引き作業をスムーズにするための仕組みです。
使い勝手のいい専用の
道具はすべて手作り。
シールはタンクの小さなヒビや傷を塞ぐために貼ってあるそう。
1時間ほどの作業(ほとんど蔵人さんにおまかせ^^;;)で
15袋の酒袋ができました!
重石をのせて加圧します。これだけの石が入ります。
蔵人さん達にとっては機械搾りの方がラクかも~><
昨日の作業はここまで。
翌日、酒袋を積み替えて2日ほどで上槽は終了とのことです。
こちらは一方の
男酒の様子です。
ありゃりゃ?ボケてます~T0T。。時折プツプツと息をしていましたよ
♪
男酒、女酒は同じ仕込ですが、熟成期間によって味を変える技が使われます!
男酒は
18日に搾るとのことです!都合のつく方はぜひ参加してみてください!!
あっという間の作業でしたが次男も楽しかったと言ってました。
チャンスがあればまた一緒にイベント参加したいです!
杜氏の丸山社長(いつもニコニコ優しい笑顔が素敵です!)、そして
蔵人の皆さんありがとうございました
ろ過、火入れ(殺菌)、
瓶詰めや
ラベル貼りなどまだまだ作業は続きます!
みなさんも酒造りに参加してみませんか?
他の方の搾り体験記は
こちら